12.種苗法と商標法

種苗法とは?

植物の新品種については、種苗法による保護が受けられます。
保護を受けるためには、農林水産省に出願し、品種登録を受ける必要が有ります。
種苗法による保護は、登録品種の「種苗」、「収穫物」、「加工品」について、その生産、譲渡、輸出、輸入又は保管等を行なう権利を専有することができます。
参照: 農林水産省 品種登録ホームページ http://www.hinsyu.maff.go.jp/

商標法における種苗法

商標が、品種登録を受けた品種の名称と類似し、商品が、品種登録を受けた品種と類似する場合には、その商標登録出願は、登録されません(商標法4条1項14号)

種苗法における商標法

出願品種の名称が、ある登録商標の名称と類似し、出願品種が、その登録商標の商品と類似する場合は、その品種登録出願は、品種登録されません(種苗法4条1項2号)

種苗法と商標法の間で生じる問題点

品種登録は、品種登録出願から、栽培試験を通して、3~4年程度かかります。
また、品種登録出願から、3ヶ月から1年後に、出願に関する情報が出願公表されます。
一方、商標登録は、出願から、半年から1年程度で登録になります。