13.商標管理 ~ 設定登録 ~

商標権の設定登録料の納付

出願からしばらく(通常半年から1年程度)すると、 特に拒絶理由が無ければ、 特許庁より「登録査定」の連絡が有ります。 しかし、これで商標登録が完了したわけではありません

商標権を発生させるためには、 登録査定の連絡を受けた日から30日以内に 特許庁に「設定登録料を納付」する必要が有ります。(商標法40条1項、41条1項)
この設定登録料を納付しない場合、商標権は発生しないことになります。

登録料の納付の忘れの事例

2008年10月、青森県は、県が育成した新品種のリンゴ「あおり21」「あおり27」と、花のデルフィニウム「スカイスピアー」の3品種が、登録料が期限内に納付されなかったことにより、品種登録が取り消されたことを発表しました。
そのため、24年間を費やして開発したりんごの品種登録が認められませんでした。

これは、種苗法で設定登録料の納付を行わなかった事件ですが、 商標権でも同様に、設定登録料の納付を行わないと、せっかく出願した商標の設定登録が認められません。