3.無効審判を請求されたら

OLだった松井さんは、会社を辞めてエステ店の開業を決意しました。
松井さんは、お店の名前を決めると、自分で商標登録出願しました。

それから1年後、松井さんの商標は無事登録されました。
しかし、ある日突然、特許庁からの通知が届きました。
なんと、自分の登録商標に対して無効審判が請求されているというのです。

困った松井さんは、知人の弁理士に相談しました。
弁理士が調査したところ、無効審判の請求人Aさんは、自分の商標登録出願が、類似する
松井さんの登録商標によって登録されない為、無効審判を請求したということが分かりました。

そこで、弁理士は、松井さん、請求人Aさん、Aさんの代理人である弁理士と話し合いを行い、
松井さんがAさんの商標登録出願を代わりに取得することで、無効審判の請求を取り下げて
もらうことにしました

このことをきっかけとして、松井さんはAさんと意気投合し、良きビジネスパートナーとなる
ことができました。

無効審判を請求する理由は様々です。
今回のように、無効審判の請求人が敵意を持っていない場合もあります。
弁理士に相談することで、トラブルを円満に解決できることもあります