4.不使用取消審判を請求されたら

飲食店を営む藤木さんは、開業するときに、自ら店名について商標登録出願しました。
藤木さんの商標は無事登録され、3年が経過しました。

ある日、特許庁から不使用取消審判が請求されていることを知らせる通知が届きました。
しかし、藤木さんは仕事が忙しく、その後の通知も放置してしまいました。
すると、最終的に、特許庁から商標登録が取り消されたことを知らせる通知が届きました。
不使用取消審判の場合、請求された側が商標を使用していることを立証しなければ
なりません


一方、不使用取消審判を請求したAさんは、藤木さんの商標と類似する商標を既に出願していました。
藤木さんの商標登録が取り消されたことで、Aさんの商標が登録され、藤木さんの商標は再度
出願しても登録を受けることができなくなってしまいました。
結局、藤木さんが使用していた店名は、Aさんの商標権を侵害することになるため、使用を停止
しなくてはならなくなってしまいました。

自らの商標権について問題が発生した場合、必ず弁理士に相談して下さい。
問題を放置してしまうと、大損害を被ることがあります