7.TM、Rマークとは

Rマークとは?

日本の商標法上は、Rマークを表示しなくても問題ありません。 Rマークは、米国の
連邦商標法上で使用が必要
とされているものです。
RマークはRegisteredの略で、登録済みの商標につけられます。 米国では、Rマークを付さない
場合、模倣品に対して、権利行使ができない場合が有ります。 ただし、日本でもRマークを
付しておけば、消費者や流通業者に商標が登録済みであることをアピールでき、信用が高まると
考えられます。

参照文献:特許庁ホームページ 外国産業財産権制度情報 アメリカ合衆国商標法 (第29条を参照のこと)

Rマークの使い方

Rマークの付し方は、一般的には、商標の右上や右下に付すことが多いようです。
  または    といったようなものです。

お手元の缶コーヒーや、ペットボトルをご覧になると、Rマークを見ることができるかも
しれません。

TMマークとは?

TMマークは、登録の有無にかかわらず、自分で商品のマークであると思えば、付して
かまいません
。日本の法律上は付ける意味は特に有りません。

他の商標表示方法

「●●は××社の登録商標です」という表示をよく見ると思います。 これを表示することで、
商標の普通名称化を防ぐ
ことができます。 普通名称と判断されると、商標登録が取り
消されることになります。
例えば、「正露丸」は、整腸剤についての登録商標でしたが、審判や裁判を通じて、正露丸は
整腸剤についての普通名称であると認められ、登録が無効となり、誰でも使用できる
ようになりました


cマークとは?

cマークのcは、「copyright」の略で、著作権表示です。商標法とは関係ありません。
cマークもまた、日本の法律上は、特に意味が有りません
日本の著作権法は、無方式主義を採用しており、著作権の発生になんらの手続や表示を
必要としていません

cマークは、万国著作権条約に加入しており、ベルヌ条約に加入していない国でのみ必要な
マークです。
しかし、現在、1989年にアメリカがベルヌ条約に加盟したことから、主要国では、cマークは
必要有りません。

ベルヌ条約非加盟国は、ミャンマー、イラク、スーダンなど、数えるほどになりましたので、
世界においても、法律的にはcマークはほとんど意味を持ちません。
ですので、現在においてもcマークがこれほど広まっているのは、不思議ともいえます。
cマークをつけることで、著作権がある旨をあらかじめ主張するという安心感があるのかも
しれません。